├カメラマンのこと
「プロ根性」の巻き
先週土曜日の朝、
私のケータイに電話が入りました。
結婚式撮影のある土日の朝に、
電話がかかってくることはほとんどありません。
あるとしたら、
それは、何かアクシデントが起こったということ!
私はあわてて電話をとりました。
「もしもし山下です。」
「あ、熊田です。」
カメラマン熊田 氏からの電話。
今日は撮影に入ってもらうことになっています。
時計を見ると、会場に入る10分前。
「ど、どうした? なんかあった?」
「えっと、いま、車にひかれまして」
「え、えええええええええ!!!!
だ、大丈夫なの??」
「はい。大丈夫なんですけど、今から、警察が来るので
会場に入る時間が15分ほど遅れそうです。」
「体は大丈夫なの?!」
「大丈夫です!!!足も、手も、指も動くので
撮影できます!!!」
いつも余裕をもって、撮影時間の45分前には
必ず会場に入ることになっているので、
15分の遅れは、きちんと会場側に説明できれば大丈夫な時間です。
「ほんとに大丈夫なのね??」
「大ジョブです!!会場に入るときにまた連絡します。」
きちんと撮影を完了したという連絡をもらうまで、
私は、心配で、気が気ではありませんでした。
撮影後、詳しく事故の様子を聞くと、
熊ちゃんが横断歩道を青で渡っているところを
右折車が突然突っ込んできたそうです。
その日は雨が降っていて、
運転手は、熊ちゃんに全く気付かなかったとのことでした。
V字にへこんだ車を見て、
「こんなに車がへこんでて、大丈夫なわけがない!
早く病院へ行ったほうがいい!」
と言う警察官に、熊田氏は、
「大丈夫です!僕が行かないと結婚式が始まらない!
二人が待ってるんです!」
と、まるで新郎のような
熱い台詞で答え、
撮影に向かってくれたのでした。
出来上がった写真もいつもどおり、
素敵な仕上がり。
まさにプロ根性。
結果的に、捻挫と打撲で済み、
大怪我にいたらなくて本当に本当に良かったです。
交通事故って
自分がいくら気をつけていても、
向こうから突っ込んでくる可能性があるのですね・・。
みなさんも十分十分に、気をつけてください!!!!
ランキングに参加しています。
↓ よろしければポチッとおねがいします!
かわいい結婚写真&アルバム
ecooのお店はこちらからどうぞ!